子役デビューから注目され続け今やドラマやCMに引っ張りだこの小芝風花さん。
芸能界に入る直前まで競技選手だった小芝風花さんのフィギアスケートの経歴と実力、デビューのきっかけなどをまとめてみました。
小芝風花のフィギアスケートの経歴
小芝風花、フィギュアスケートを始めたきっかけ
運動神経が抜群の小芝風花さん、もともと器械体操を習っていましたが、その頃、トリノオリンピックの女子フィギアスケートで金メダルをとった荒川静香さんが話題となり、友達の母親から「風花ちゃんはスケートに向いてそうじゃない?」と言われたそうです。
試しにスケートをしに行ってみると、とても楽しいことが分かり、直ぐに機会体操からフィギアスケートに転向することを母親に頼み込んだそうです。
これが小芝風花さんが小学3年の時。
成功した時の喜びが大きくて、やった分だけついてくるのがフィギアスケートだそうです。
小芝風花さんは完全にのめり込んでいて、夜が開ける前から家を出て、大阪府立臨海スポーツセンターでフィギアスケートの朝練をし、そこから学校の授業、そして、終わるとまた戻って練習という日々を送っていたそうです。
友達とも全く遊んでなかったのだとか。
この練習漬けの生活が中学2年までの5年間に渡り続けられてきたのです。
小芝風花さんが凄いのは何事も本人の意思でやっているところですね。
母子家庭・小芝風花のフィギアスケートに母の支え
小芝風花さんの家族は幼少期に両親が離婚したため、母、長女、次女(風花)、三女の4人の母子家庭です。
フィギアスケートはお金が掛かるスポーツですし、送迎やサポートなど、保護者の負担は相当なもの。
実際、大阪府堺市にある小芝風花さんの自宅から、大阪府高石市にある大阪府立臨海スポーツセンター、そして、堺市内の小・中学校、また、スポーツセンター、そして帰宅と、、毎日、小芝風花さんを車で送迎していたのが母親です。
ちなみに、母親が送迎する車の中でかけていた曲のレパートリーが甲斐バンドや長渕剛。
これが後に、小芝風花さんと甲斐よひろさんを結びつけることになりました。
また、小芝風花さんの名前の由来も、松山千春「大空と大地の中で」の歌詞にある”世間の冷たい風に吹かれても、小さくていいからしっかりと根を張って生きて欲しい”という母親の思いからだそうです。
自分の名前の由来であるこの曲を聴いて勇気をもらっていたことを語っています。
母子家庭で育った小芝風花さんですが、まさに母親と共に歩んできたようです。
小芝風花のフィギュアスケートの実力
小芝風花、日本スケート連盟『野辺山合宿』にも参加
小芝風花さんのフィギアスケートの取り組みは競技者そのもので、日本スケート連盟が主催する『野辺山合宿』へ3回も参加していたそうです。
この『野辺山合宿』は新人発掘合宿と言われているフィギアスケートの登竜門だそうで、羽生結弦さんや浅田真央さんなど世界選手権やオリンピックに出場する選手はみな参加しているのだとか。
小芝風花、トリプルトウループやダブルアクセルもマスター
今の小芝風花さんからは想像がつきませんが、競技選手としてフィギアスケートに取り組んでいて、怪我にも見舞われて2度の両足手術を経験しています。
過酷なジャンプの影響から両足がオスグッド・シュラッター症候群というものを発症したのだとか。
小芝風花さんはトリプルトウループやダブルアクセルなどの高難度技もマスターしている「臨海FSC」所属のフィギアスケート選手として大会にも出場しています。
- 2010年8月『第37回西日本中小学生フィギュアスケート競技会6級ジュニア選手権女子』で8位入賞。
- 2011年10月『第15回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会』で渡邊純也選手とのペアで優勝。
優勝ペアの渡邊純也選手は小芝風花さんと同じ年で、オリンピック出場を懸けて宇野昌磨選手とも戦っていたこともあるフィギアスケート選手でした。(現在は引退)
小芝風花、浅田真央がデビューのきっかけとは
小芝風花、芸能界デビューのきっかけが浅田真央
まだ中学2年だった小芝風花さんですが、フィギアスケート選手として競技を続け、高校、大学に進んで、競技を引退した後はアイスショー、そして、将来の子供達にスケートを教える指導者になろうと決めていたそうです。
ところが、たまたま見ていたテレビCMに浅田真央さんの姿があり、思わず「私もこんなCMに出たい」と呟いた小芝風花さん。
その言葉を姉が聞いていて、オーディション雑誌を買ってきてくれたそうです。
そして、試しに応募したのが『イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011』
すると、3万5千人の中からグランプリを受賞し、オスカープロモーション所属してイオンのCMに出演。
そして、2012年の15歳でいきなり女優デビューです。
日本スケート連盟の『野辺山合宿』に参加していたようなフィギアスケート選手が、いきなり女優デビューですから人生の大転機です。
芸能界デビューのきっかけは、テレビCMで憧れの浅田真央さんの姿を見て、自分もCMに出てみたいというところから。
とはいえ、小芝風花さんの呟きをフォローしてオーデションにつなげた姉の存在も大きいですね。
二人三脚でフィギアスケートを支えてくれた母親と悩んだ末の結論が芸能界入りだったのでしょうか。
女優・小芝風花のフィギアスケートの姿が見たい
小芝風花さんがフィギアスケートをしていたことは芸能界ではあまり知られていないのでしょうか、
『美食探偵 明智五郎』で共演した俳優の中村倫也さんは、フィギュアスケートをしていた小芝風花さんの姿を映像で見て衝撃を受けているようでした。
女優の仕事として、2013年12月、テレビ愛知開局30周年記念ドラマ『スケート靴の約束』に小芝フィギアスケーターを目指していた長女・水元葉子役を演じ、フィギアスケートを披露しています。
フィギアスケートといえば小芝風花さんのはずが、配役が、、
これにはファンもクレームですね。
なぜ風花ちゃんをつかわないー!! pic.twitter.com/mzTZiQw0w4
— 小芝風花ちゃんヤロー (@fuchanfun) March 30, 2020
最近では、甲斐よしひろさんからプレゼントされたギターで弾き語りをする小芝風花さんが注目されていますが、多くのファンはフィギアスケートをする小芝風花さんの姿も見たいはずです。