2021年7月16日公開の映画「竜とそばかすの姫」の劇中歌を担当し、主人公役の声優にも初挑戦したシンガーソングライターの中村佳穂さん。
これまでも、テレビ朝日系『関ジャム完全燃SHOW』で高く評価されてネクストブレイクアーティストととしておすすめされてきた逸材です。
今回、歌だけでなく声優としても注目されることになった中村佳穂さん。
中村佳穂さんの年齢・出身、プロフィールを詳しくご紹介していきます。
中村佳穂の年齢・出身、プロフィール
中村佳穂の年齢・出身
中村佳穂さんの年齢は、1992年5月26日生まれの現在、32歳。
2021年7月16日公開の映画「竜とそばかすの姫」で主人公(すず/ベル)の高校生役を声で演じていますが、年齢のギャップを全く感じさせない声色です。
そして、中村佳穂さんの出身は、京都府京都市大山崎町。
京都で生まれ、幼少期から京都の実家で暮らしてきて、進学した大学も京都精華大学。
今でも京都を拠点にアーティスト活動をしている生粋の京都人です。
そして、2020年3月からは自宅から出て一人暮らしを始めています。
一人暮らしを始めた先も京都市内だそうです。
中村佳穂さんの実家は、京都府京都市でも京都と大阪のちょうど境の辺りの、京都府京都市大山崎町というところ。
最寄り駅は、JR京都線「大山崎町」で、隣町が大阪府三島郡水無瀬町です。
中村佳穂さんの公式ブログの中で地元の街への想いが詩のように綴られています。
何と言っても
私は私の街が好きです。
時を経て一旦出ないといけなくなっても
戻ってきたいなと思うくらいには好き。
ぱっと見ではわからない所ばかりですが。
今回は原点回帰という事で
地元の近くでワンマン、ツーマンライブをしています。
(会場から電車で10分くらいの所です)
派手な街では決してないですが
「街の豊かさを吸う」をもしよければ体感して欲しくて、
出典:中村佳穂 公式ブログ「となりにすわりますね」
2021年1月10日の中村佳穂さんの公式ブログには、一人暮らしを10ヶ月してきて思うことが書き込まれています。
一人暮らしの自宅に初めて植物(アレカヤシ)を買ってきてたことも紹介されていました。
中村佳穂のプロフィールまとめ
- 名前:中村佳穂(なかむらかほ)
- 生年月日:1992年5月26日
- 年齢:32歳
- 出身:京都府京都市大山崎町
- 身長:155cm ※推定
- 血液型:
- 学歴:京都精華大学人文学部卒業
- 職業:歌とピアノによるシンガーソングライター
- ジャンル:ソウル、ジャズ、ポップス、R&B、ファンク、フュージョン
- 活動形態:ソロ、デュオ、バンド(中村佳穂BAND)
- 活動期間:2012年から
- 所属事務所:スペースシャワーミュージック
- レーベル:AINOU(自身のレーベル)
「手は生き物、声は祈り。」
2歳 ピアノに出会う
20歳 曲をつくってみる
23歳 歌う人になる
縁をつないでいけるのが歌ならこんな楽しいことはない
(中村佳穂)
教師をしていた両親の元、早くからピアノや絵画など習い事をしてきて、将来は音楽家か画家のどちらかにと、高校では吹奏楽部と美術部の掛け持ち。
音楽活動に専念することを決めたのは京都精華大学に進学してから。
そして、20歳で作曲をして京都を拠点に本格的に音楽活動をスタートさせています。
こういう時こそ、いまの気持ちをいつかの私が思い出す為にも、歌を作らなきゃな。と思って一目惚れした楽器を買いました🇺🇸海を越えてきた🌊 pic.twitter.com/bohpE7Y5w9
— 中村佳穂 (@KIKI_526) March 2, 2020
中村佳穂は関ジャムおすすめ歌手で声優抜擢の経緯
中村佳穂は関ジャムおすすめ歌手
2019年1月20日に放送されたテレビ朝日系『関ジャム完全燃SHOW』で「音楽プロデューサーが選ぶ2018年のマイベスト10曲」に中村佳穂さんが登場しています。
- mabanuaの第1位:中村佳穂「You may they」
- 蔦谷好位置の第2位:中村佳穂「きっとね!」
中村佳穂さんの楽曲が2曲も選ばれて、スタジオでは誰?といった空気の中、それぞれがこんなコメントで絶賛していました。
「洪水のように押し寄せる展開でどこがサビなのかわからない。どうしたらこういう世界が出来上がるのか色々聞いてみたい。」
(mabanua)
「なんと自由に音楽を奏でる人だろうと感じ、言葉選びが独特だが上手い。今一番ライブを観たいアーティスト。」
(蔦谷好位置)
そして、同じく2020年10月11日に放送された同じく『関ジャム完全燃SHOW』で「アルバムで聴いて欲しいJ-POPの名鑑」として中村佳穂さんのアルバム「AINOU」が紹介されました。
名鑑として選んだのがいきものがかり・水野良樹さんで、このように中村佳穂さんを絶賛しています。
「この数年間聴いた中で一番の衝撃だった。僕らにとって音源は一つの正解の形だけど、彼女はリリースがスタートラインで、ライブでどんどん変化していく。音楽に対する考え方が変えられた。」
(水野良樹)
2019年にリリースされた中村佳穂さんのアルバム「AINOU」の中から収録曲の「きっとね!」が紹介され、さらにこんなコメントもしています。
「バンドメンバーと2年間ほぼ共同生活のような時間を過ごして作ったアルバム。ライブのような即興性と2年間で構築したもの、矛盾するものが同居しているからスゴい。」
(水野良樹)
そして、この放送の後、アルバム「AINOU」は新進気鋭のアーティスト作品に贈られる『APPLE CINEGAR MUsic Award』の大賞を受賞しています。
実は、『関ジャム完全燃SHOW』でフィーチャーされる前から、米津玄師さんも中村佳穂さんの「きっとね!」を絶賛しツイートしています。
中村佳穂の声優抜擢の経緯
音楽のプロから絶賛されてきた中村佳穂さんですが、一般的には知名度も高くはなくて、楽曲も大ブレイクしたわけでもありません。
そんな中で、2021年7月16日公開の映画「竜とそばかすの姫」の劇中歌に、主人公役の声優にも抜擢された中村佳穂さん。
オーディションに登場した中村佳穂さんに細田守監督が「彼女こそすず!」とその存在と歌声を大絶賛したそうです。
中村佳穂さんが今回のオーディションへの参加にあたり、細田守監督とのご縁があったことをコメントしています。
実は監督とは、数年前に、奈良でライブをした時にお会いしていて…楽屋に届いた一升瓶を見て「どなたからですか?」と会場の方に聞いたら、「細田監督からです」と言われ、まさかと思っていたら、その奥に監督がいらしたんです。
そこからのご縁で何度か演奏をご覧いただいて、本当に気さくに話しかけてくれる素敵な方だなと思っていたのですが、今回オーディションに参加し、まさかこんなご縁に繋がるとは思っていませんでした。
出典:スタジオ地図
どうやら、数年前から細田守監督は、中村佳穂さんの歌声を聴いてたファンだったようですね。