メディアやSNSでもメッセージを多く発信し、災害が起こるといち早く行動し寄付をしてきた高須クリニック院長の高須克弥さん。
これまでの多くの寄付、高須克弥さんの慈善心、桁違いの資産や年収、世間の反応など、高須クリニック院長の寄付に関わるこをまとめてみました。
高須克弥(高須クリニック院長)の寄付とは
高須克弥(高須クリニック院長)の寄付
2011年に一般財団法人『高須克弥記念財団』が高須克弥さんの私財で設立されました。
災害、スポーツ、文化、慈善活動の支援を目的とした基金(当初は10億円規模)。
これはファンドではなく、あくまで高須克弥さん個人によるもので、巨額の私財を投じる慈善心はどこから来ているのでしょうか。
高須克弥さんの寄付への素早い行動や発信にはいつも驚かされます。
高須克弥(高須クリニック院長)の慈善心とは
高須克弥(高須クリニック院長)プロフィール
何かと話題の高須クリニック院長の高須克弥さん。
派手なCM、高須クリニック院長で知られていますが、日本の美容整形業界の第一人者で、江戸時代から四代も続く医師の家系の出。
父親は41歳で死去、母親は産婦人科医で小児科医だった祖母に育てられ、裕福な家庭でしたが、幼少期には壮絶なイジメにもあっていたそうです。
ビジネスが成功する一方で、身内や関係者の死去、脱税事件など、壮絶な人生体験もしていいます、
75歳を超えても現役バリバリで働き続ける高須克弥さんですが、その原動力にはこれまでの壮絶な人生体験があるようです。
- 本名:高須克弥(たかす かつや)
- 生年月日:1945年1月22日
- 年齢:75 歳
- 出身地:愛知県西尾市
- 学歴:昭和大学医学部、昭和大学大学院医学研究科
- 身長:170cm、体重:70kg
- 家族:妻(死別)、長男、次男、三男
- 事実婚パートナー:西原理恵子
- 職業:医師、タレント、僧侶
現在、医師(美容整形・整形外科)で医学博士、昭和大学医学部客員教授、高須クリニック院長、社団福祉会理事長、浄土真宗僧侶。
高須克弥(高須クリニック院長)の慈善心はどこから
そんな高須克弥さんの慈善心は、幼少期にあった母親からの教えによるものだそうです。
過去に赤坂経済新聞のインタビューで寄付や援助のことに触れています。
「先日、パプアニューギニアに学校を建設されたと伺いましたが、そうした社会貢献活動を熱心に行う理由は?」
「困っている人を助けてあげたいんですよ。
幼い頃から母親に人を喜ばせるのが何よりも大切だと教わっていましたし、人に喜ばれると嬉しいからね。
阪神大震災のときも、1年間は向こうの高須クリニックを無料で被災者に開放したりしていました。
震災では、ガラスで顔や体を切ってしまった人も沢山いてね。
そういった外傷を負った人たちを助けてあげたかった。」
「そうした活動は若い頃からされていたんですか?」
「ずっとしてますよ。
去年もあちこちに数億円寄付しました。
僕はもともと貯蓄ってものに興味がないんです。
だって死んじゃったら、あの世に持っていけないじゃない。
だから、生きている内にいっぱいいいことをして、神様に褒めてもらおうと。
赤坂でもビッグイシューを売ってるホームレスの人いるじゃない?
あれも僕は買うしね。
つまり、この世で寄付したり、いいことをすると、あの世に積み立てができるってことです。
あの世とのマネーロンダリングだよ(笑)。」
他にもイジメについて、このようなコメントがありました。
「いじめられている人を見ると、手助けしたくなるんです。手助けできるとハッピーになります。
いじめられた幼少時代を過ごしたからこそ、困っている人の痛みを感じやすく、助けたいという思いにかられる。」
高須克弥(高須クリニック院長)の資産と年収も桁違い
医療法人高須クリニックの年商
医療法人高須クリニック
名古屋院(本部):名古屋市中村区
東京院:東京都港区赤坂
横浜院:横浜市西区
栄院:名古屋市中区
大阪院:大阪北区
院長の高須克弥さんがドイツで学んだ形成外科の技術が日本で導入されていないことを知って美容外科に転身し、1976年11月、愛知県名古屋市に高須クリニックを開設したのが始まり。
2001年の年商が41億円とのことで、現在、全国5ヶ所に展開する高須クリニック。
年商は60億円は超えているとのことです。
高須克弥(高須クリニック院長)の年収
一方、高須クリニック院長の高須克弥さんの年収は50億円ともいわれています。
高須クリニックの年商(60億円)と高須克弥さん個人の年収のバランスが謎ですがなぜなのでしょうか。
一般的に、経営企業から経営者個人への報酬は(税金の関係から)抑えられるものですが、、
どうやら、高須克弥さんのかつての申告所得が3年間(1985年〜1988年)で16億8千万円だったことや、高須クリニック以外からの収入が想定されているようです。
例えば、実家の高須病院を運営している医療法人の理事長も務めていたり、メディアへの出演や講演会、出版した多くの著書の印税など。
高須克弥さんの桁違いの年収は本業の成果と周辺の仕事が広がってきた現れですね。
バブル崩壊のときに背負った100億円の借金も10年で完済してしまうのもうなずけます。
ちなみに、これだけ儲けておきながら高須克弥さんは全くお金に興味がないそうです。
こういう人に限って資産形成ができているケースが多いといわれています。
高須克弥さんの場合、資産(蓄え)はどの位あるのでしょうか。
高須克弥(高須クリニック院長)の資産
情報を集めてみると、高須克弥さんの資産は140億円ともいわれています。
かつて100億円の借金を2002年に完済してから貯蓄期間、
ざっくり想定して140億円と算定されているようです。
高須克弥さんは全くお金に興味がないということですし、死ぬまでに全資産を寄付してしまうのが目標だと語っています。
寄付でもしなければ使い切れずに減らそうと思っても増えていってしまうのでしょう。
名古屋市の自宅に週4〜5日、東京には2〜3日ということですが、東京の滞在は、長年、ホテルニューオータニのスイートルームを自宅代わりに利用しているそうです。
不動産資産として別宅を東京に所有していないようですが、投資用不動産として国内外に多く所有しているのではないでしょうか。
高須克弥(高須クリニック院長)脱税事件で有罪判決
1990年に高須クリニックの経理責任者が保険外の医療収入を過少申告し8億7千万円の脱税容疑で起訴されています。
高須克弥さんは関与していなかったのですが、高須クリニックの代表者としての責任(経理を任せ切りにし、脱税に気付かぬ過失があった)を問われたわけです。
ちなみに、経理責任者とは高須克弥さんの母親で、息子のための貯蓄のつもりが脱税になっていったのだとか。
高須克弥さんの性格ですから最高裁まで争って、1997年に有罪が確定。
刑事罰とは別に厚生省から医業停止1年間の行政処分。
脱税による重加算税、この20億円の追徴税額は名古屋国税局で個人としては史上最高額だそうです。
高須克弥(高須クリニック院長)の寄付の実績
高須克弥さんが実施したことで知られている寄付には「阪神・淡路大震災」「東日本大震災」がありますが、他にも多くの寄付・支援を行っています。
高須克弥の寄付の実績「震災害支援」
「阪神・淡路大震災」1995年1月
- 被災者の外傷痕の美容整形治療を1年間の無料化
- 被災地に7千万円の寄付
「東日本大震災」2011年3月
- 大型トラックとバスで物資や医療スタッフを被災地へ搬送
- 宮城県東松島市に仮設風呂の設置
- 宮崎県石巻市ほかで救援活動と資金支援
- 被災者の外傷痕の美容整形治療を1年間の無料化
- 震災遺児への「毎日希望奨学金」に1千万円の寄付
- 出身の昭和大学への被災した入学者の為の奨学金の寄付
「台湾南部地震」2016年2月
- 赤十字を通じて1千万円の寄付
「熊本地震」2016年4月
- ヘリを使って自腹で救援物資の配送
- 1千万円の寄付
- 自ら佐賀県入りして陣頭指揮
- スタンドプレーと批判する声に「私財をばらまくだけです、信用なんかいりません」と一蹴
「鳥取県中部地震」2016年10月
- 地震発生その日のうちに1億円を援助
「台湾地震」2018年2月
- 著書『炎上上等』の印税の全額を寄付
「中国地方水害」2018年7月
- 日赤を通じて5百万円を寄付
高須克弥の寄付の実績「貧困児童・教育支援」
「チベットの子供達への教育と福祉基金」2014年11月
- チベット難民の子供達へ基金を通じて1千万円を寄付
「渇水に悩むパオラの子供たち」2015年4月
- ミネラルウォーター代金として3百万円を寄付
「チベット亡命政府教育省の高等教育奨学金」2015年5月
- ダラムサラのチベット亡命政府教育省と高等教育奨学金の覚書を締結
「チベット亡命政府教育省のインド大学医学部奨学金」2015年5月
- チベット亡命政府教育省が推薦する1名のインドの大学医学部卒業までの奨学金を支援
高須克弥の寄付の実績「スポーツ支援」
「フィギアスケート安藤美姫」2013年4月
- フィギアスケートでソチ五輪を目指しているシングルマザーの安藤美姫さんがスポンサー不在で困っていたところへスポンサーとして支援
「ソチ五輪アイスホッケー女子代表」2014年2月
- 1億円の寄付
- アイスホッケー女子代表選手に美容整形を無料化
「国際子供レスリング大会」2015年3月
- 50万円の寄付
「パラオ柔道連盟」2015年6月
- 柔道の伝道と普及を願い柔道着17着を寄付
「サッカーナイジェリア代表チーム」2016年8月
- 選手・コーチへの給料未払い等が一時ボイコット騒動に発展したリオデジャネイロオリンピックU-23サッカーナイジェリア代表チームに金銭的支援を表明
- 自身もブラジルに赴き総額39万ドルの小切手を手渡し
高須克弥の寄付の実績「文化支援」
「ドラマ「明日、ママがいない」2014年1月
- 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」で視聴者からの内容への抗議が殺到しスポンサーが降りてしまったことから代替スポンサーを表明
寄席「大須演芸場」2014年2月
- 名古屋市にある寄席「大須演芸場」が賃料滞納から強制執行手続きに入られたところで1千万円以上の支援を表明
「昭和天皇独白録の落札」2017年12月
- ニューヨークに競売にかけられた「昭和天皇独白録」の原本のオークションに参加し、皇室に返還するために3千80万円で落札
- 「(昭和天皇独白録は)日本の心ですので、ぜひとも外国の方の手に渡らないで、なんとか日本に取り戻したいという志で(落札した)」と語っています。
高須克弥の寄付の実績「慈善活動支援」
「特定非営利活動法人国境なき医師団日本」2014年9月
- 計1千万円の寄付
「飲酒運転撲滅活動」2015年8月
- NPO法人はぁとスペースの「飲酒運転撲滅活動」に10口・10万円を協賛
高須克弥(高須クリニック院長)への世間の反応
世間の反響は「被災地のことを本当に考えた行動!すごい!」と賞賛の声があがる一方で、「どうせ好感度アップが狙い」「偽善にしか見えない。」と酷評されるケースもあったようです。
しかし、酷評しているのは被災地以外の方でしかもごく一部からのもの。
矛先は寄付の中身というよりも、いわゆる有名人への人格批判がほとんど。
その中でも、高須克弥さんん場合は酷評を酷評してくれる世間の真当なファンが多いのも特徴です。
酷評されようがお構いなしの潔さがそうさせているのでしょうか。
仮に高須院長が得をするとして、ここで批判してる人に実害があるとは思えない。自分が被災者になったときに同じ批判、できますか?
対応早すぎぃ! 高須院長、鳥取地震の被災地に1億円の寄付金を用意「すぐに出せま… https://t.co/5srhkUU04L #niconews
— うぱる (@uparu8) October 23, 2016
一部のにんげんたちが災害にかこつけて被災地のためには一銭にもならない政権批判をするその横でそのにんげんたちが嫌ってるであろう猫組長や高須院長が数百万単位で寄付しまくってるのがとても味わい深い
— ちんにい (@chinniisan) July 12, 2018
偽善だろうが売名だろうが寄付は寄付。それを批判できるのは同額の寄付をしてからか、受け取り側が突っぱねるか、だよね。ヨソからそう言われても寄付するんだから高須院長は肝が座ってる。寄付出来るほどに客が来るんだから悪徳なんかではなさそうに思えるんだけどねぇ。
— 8Half💙💛 (@8Half69) July 25, 2017