ターバンを巻いた衝撃的な出立ちで突如として現れたマハラージャン。
数年前までラジオネーム「モエチュウ」を名乗っていた会社員で、そこからメジャーデビューし「THE FIRST TAKE」に抜擢と、2021年大注目のアーティストです。
マハラージャンを調べてみると、意外な学生時代やダメダメ会社員時代のことなど、本当に興味深いところだらけですね。
マハラージャンって誰?というところから、名前・本名や年齢、幼少期からの履歴や大学の特定、そして会社員時代について、wiki風プロフィールとあわせてご紹介します。
マハラージャンって誰?本名や年齢を徹底調査
マハラージャンの本名
マハラージャンの本名は、今のところ明かされていません。
一方、マハラージャンは、モエチュウというラジオネームを名乗って「星野源のオールナイトニッポン」に作品を投稿し続けていた時期がありました。
その投稿作品が「星野源アワード2018」で音楽部門の最優秀賞に選ばれ、モエチュウの名前が先に有名になり、インディーズ界隈ではそれが定着しています。
モエチュウの由来は「燃える中途採用」を略したもので、マハラージャンが会社を転職した頃から付けたものだそうです。
本人からそのあたりがツイートで詳しく告白されています。
「やる気あるやつと思われた方が、逆に早く帰れるんじゃないかと思い、今の会社で『燃える中途採用モエチュウです、やる気あります!』と言った訳です。」と明かしていますが、この発想の転換、凄いですね。
しかも、この方が早く帰りやすかったとは、、
今でもSNSにはマハラージャンと並んでモエチュウのハッシュタグ。モエチュウは愛称として完全に定着していますね。
なので、マハラージャンはモエチュウがターバンを巻いたときのアーティスト名ということですね。
ちなみに、マハラージャンのインスタやツイッターのアカウントは「moechu4」、サムネイルは2020年4月11日に変更されています。
2ndEP「ちがう」のリリースに合わせて変更したそうですね。
強烈なインパクトの出立ちや楽曲にはマハラージャンの名前がピッタリですが、このままずっとマハラージャンで行くのでしょうか。
愛称のモエチュウはそのままでアーティスト名が変わったりとか、、
今後、楽曲の路線変更とか何かの拍子で、本名も明らかになるかもしれませんね。
マハラージャンの年齢
今のところ、マハラージャンの年齢は公表されていませんが、公表していないだけで、ほぼ判明しています。
ドイツと日本のハーフでロンドン在住のシンガーソングライター、KEN KOBAYASHIさんが2019年7月24日のツイートに、モエチュウの当時の年齢を33歳と掲載しています。
なので、2021年6月現在のマハラージャンの年齢は、35歳あたりということですね。
一見すると20代にも見えますが、意外にちゃんと年齢を重ねていたのですね。
「燃える中途採用」ということなので、マハラージャンが通っていた大学や勤めていた会社も気になりますよね。
マハラージャンって誰?大学や会社を徹底調査
マハラージャンの幼少期からの履歴書
マハラージャンが自身のツイターで履歴書を掲載しています。
履歴書に登場してくる固有名詞はどれもおふざけですが、それを除くとマハラージャンの幼少期からのことがちゃんと書かれています。
この履歴書から幼少期から高校時代までを書き出してみました。
(幼少期)
- 胎児の頃からモーツァルトを聴かされ育つ。
- その割に、7歳の時にヴァイオリンを習いたいと伝えるとNGだといわれる。
- その代わりに小児喘息克服のため肺活量を鍛える目的で7歳から剣道、10歳からトランペットを始める。
(中学時代)
- 中学2年の時「三年生を送る会」で全校生徒の前で吹いたトランペットが学校の中で話題になり、この頃音楽を志すようになる。
(高校時代)
- 音大の先輩に「とにかくたくさん音楽を聴け!」と言われ、ポップスから民族音楽まで様々なものを聴き漁る日々を送る。
マハラージャンの大学は成城大学
マハラージャンの履歴書には、大学が「東京マハマハ大学工学部」で、大学院に「東京マハチューセッツ大学大学院」と掲載されていますが、、
この固有名詞はおふざけだとして、ただ、大学に入学して、卒業後は大学院にも通っていたようです。
ネット記事には工学・芸術系、理系の大学と掲載されていますが、これら全て誤報のようです。
詳しく調べたところ、マハラージャンが卒業した大学は、成城大学です。
東京世田谷区成城にキャンパスがあり、幼稚園から小、中、高、大、大学院までラインナップされた私立の学校法人成城学園。
最寄駅は小田急線の成城学園前。
マハラージャンが7歳のときにヴァイオリンを習いたいといったエピソードから想像して、幼少期から成城学園に通っていたのかもしれませんね。
そして、マハラージャンが卒業した大学が判明したのは、大学のサークル同期という林勇太郎さんのツイートから。
大学のサークル同期 @maharajan_staff の曲が良すぎて色々聴きあさってる。
センス抜群!
マハラージャン -セーラ☆ムン太郎【Official Music Video】 https://t.co/jVH5rYMHa8
— 林勇太郎/BASSICK (@SoulBassick) March 9, 2021
林勇太郎さんは、ベーシストで作詞作曲家。そして、facebookから出身大学が成城大学がと分かりました。
高校時代からマハラージャンは民族音楽を聴きあさっていたようですから、大学のサークル時代からマハラージャンのようなインパクトを放っていたのでしょうか。
そして、マハラージャンの履歴書には、大学院にも通ったことになっています。
成城大学には大学院が設置されていますので、辻褄はたしかにあっていますね、、
マハラージャンの会社は映像制作にWEB広告代理店
成城大学を卒業し、自称、大学院の2年間を終えた後、新卒入社した先が映像制作会社で、主にCM制作業務を担当。
帰宅後は日々深夜まで音楽制作に明け暮れていたそうです。
社会人時代のエピソードもマハラージャン履歴書に掲載されています。
1年目、CMの試写中にどうしてもお腹が減ってしまい編集室の後ろでクライアントに見つからないようお稲荷を一口で食べたところ、プロデューサーに見つかり怒られ、『どうせやるなら、人が見ていないところで掃除してるとか、良い評判の立つ人になれ!』と言われ、「いいことがしたい」が生まれる。
飲み会の席で怖いプロヂューサーを前にモジモジしてしまったところ嫌われ、『お前はなあ、ワシのグラスだけみとりゃええんや!』と言われ、それ以来グラスを見るとひたすら凝視する癖がつく。
CM撮影中、背の高い女性プロデューサーにクライアントの前で3回蹴られる。
好きな映像監督に嫌われる。
そして、2018年にこの映像制作会社を退社して、中途採用された先がWEB広告代理店。
マハラージャンのツイートには、早く帰って音楽をやるため転職したとされていますが、辛い社会人生活だったようですね。
前職の時、早く帰って音楽をやりたかったので、飲み会など誘われないよう職場で消極的な態度をとってたのですが、それが良くなくて色々悪い方向に行ったので、新しいところではやる気あるやつと思われた方が、逆に早く帰れるんじゃないかと思い、
全ての理由は浅はかで嫌になりますが、結論、やる気ある人の方が良いです。
歓迎されやすいし助けてもらいやすいし。あと、早く帰りやすい。
出典:@MoeChu4 2019.11.19
転職して風向きが大きく変わったようですね。
全社向けメールの署名欄に『人を憎まず仕組みを裏め』と入った一文を目にし、涙する。
こんなことも綴っています。
この転職から、燃える中途採用「モエチュウ」が誕生し、ちょうどラジオ「星野源のオールナイトニッポン」でハガキ職人を続けていたら有名にもなって、、
そして、2019年8月に油田LLCに所属して、「マハラージャン」としてターバンを巻いて活動がスタートしたのです。
その年の11月、勤労感謝の日に1stEP「いいことがしたいの」をリリースしています。
これって、最初に務めた映像制作会社でプロデューサーから叱られて「いいことがしたい」という気持ちが芽生えたというやつですね。
その翌年の2020年に、WEB広告代理店を退社してしまいます。
退職の翌月に2ndEP「ちがう」をリリースしていますが、メジャーデビュー前からマハラージャンで行けると確信したようですね。
そして、2021年3月24日、ソニーミュージックから3rdEP「セーラ☆ムン太郎」をリリースしてついにメジャーデビュー。
ちなみに、ソニーミュージックの某プロデューサーからもこんな言葉を掛けられたことマハラージャン履歴書に書き込まれていますね。
「YouTubeは100万再生されてからやっと人間扱いされるからな。それまでは虫と同じや。君、はやく人間になれるとええな。」と言われ、昆虫図鑑を買う。
どこに行っても、相変わらずの言われようですね。
現在、YouTubeのマハラージャン公式「セーラ☆ムン太郎」の動画再生回数はまだ50万に到達していませんが、、
なんと、マハラージャンの快進撃が、、
2021年5月15日放送のNHK「シブヤノオト」に出演し、
なんと、2021年6月18日配信『THE FIRST TAKE』の一発撮りという快挙。
しかも、トレンド入りです。
わずか数年前の会社員時代には、女子プロデューサーからも蹴られていたわけですから、夢がありますね。
マハラージャンのwikiプロフィール
マハラージャンのwikiプロフィール
- アーティスト名:マハラージャン
- 名前(愛称):モエチュウ
- 本名:不詳
- 生年月日:1986年
- 年齢:35歳前後(2021.6現在)
- 出身:東京都
- 自宅:新宿区
新宿のタワーレコードで仕事を終えて、小田急線の各駅ホーム改札口に向かっています。
この辺がマハラージャンのテリトリーなのでしょうか。しかもターバンのまま、、
- 最終学歴:成城大学、(成城大学大学院)
- 音楽に関わった時期:胎児の頃からモーツァルト
- 音楽を始めた時期:10歳からトランペット
- 前職の会社:映像制作会社、WEB広告代理店
- レーベル:ソニーミュージック
- 所属事務所:油田LLC
マハラージャンの現在のサポートバンドメンバーがこちらです。
- ギター : 菰口雄矢
- ベース:ハマ•オカモト(OKAMOTO’S)
- ドラムス:澤村一平(SANABAGUN.)
- キーボード:PAKshin(Calmera)、coba84
なかなか豪華な布陣で、固定メンバーの中には浜田雅功さんの長男・ハマオカモトもいますから、もっと注目されていくでしょうね。
新世代アーティストがどんどん誕生してくる中で、2021年大注目のアーティストであることは間違い無いですね。
Wikipediaでは、マハラージャンのことを『働き方改革が問われる現代が産み落とした、スパイス薫るアジアの異端児』と掲載していますが、これはちょっと大袈裟かも、、