最近のジャニーズには歌やダンスで本格的なレベルの逸材が現れています。
グループとしてもアクロバティックなダンスやシンクロダンスなど、これまでのジャニーズらしさに加えてK-POP顔負けのダンスパフォーマンス、更にはミュージカルのような歌唱力も。
ところが、ジャニーズで歌とダンスの最高峰は誰かというと、実は嵐の大野智くんだったのです。
しかも、大野智くんの本気のダンスソロはアジア1位のレベルで美し過ぎるという高い評価!
ファン以外には知られていない大野智くんの本気のダンスについてまとめました。
大野智の本気のダンスはアジア1位でプロも評価
大野智の本気のダンスはアジア1位
大野智くんの本気のダンスは知る人ぞ知るというもの。
世間からイメージされている嵐の大野智くんとは全くかけ離れたダンスです。
大野智くんのダンスのクオリティはジャニーズNO.1でお手本とまでいわれています。
しかも、アジア1位のダンスとまで。
本当に今でもアジア1位かというと、ジャンルも時代も流行も変わる中で必ずしもそうではないかもしれません。
かつて『THE TOP TEN』というランキングサイトでアジアの中でダンスが上手いアーティスト部門の投票で1位になったことがあるということからです。
日本の国内外から『THE TOP TEN』を閲覧、投票されたもので、評価コメントも大野智くんの本気のダンスソロを美しいと高く評価していたそうです。
大野智の本気のダンスはプロも評価
『KYO TO KYO』『嵐にしやがれ』で大野智くんと共演したHIDEBOHさん
大ちゃんは覚えるのが早い
- HIDEBOH
- 1967年生まれ
- 東京都出身
- ダンサー、振付師
『24時間テレビ』でマイケル・ジャクソンのコラボダンスで大野智くんと共演したケント・モリさん
時間がなく短いリハーサルだったのにバッチリ合わせてきた、そういうところにプロを感じる
- ケント・モリ
- 1985年生まれ
- 愛知県出身
- ダンサー、アーティスト、振付師
大野智くんはダンスパフォーマンスだけではなく、ダンスの振り付けもやっています。
楽曲のダンスの振り付けを自ら作り、それをチームや専業のバックダンサーに振り入れてしまうのです。
アーティストがフロントからバックダンサー込みで演出しパフォーマンスするのはプロからしても凄いことだそうで、単にダンスが凄く上手いだけではダメだとか。
大野智くんのダンスフォーメーションマップが凄いともいわれています。
ダンサー以上の能力値を持つ大野智くんのダンスの特徴は、ジャズダンスをベースにロッキング、カポエィラのようなストリートダンス、
他にもジャグリング、殺陣、アクロバット、パントマイムなど幅広いジャンルからなるダンスだそうです。
強くて速くて細かくて軽やかな、浮いているかのような芸術的なダンス、”無重力ダンス”といわれています。
練習方法は意外にアナログで、実はかなりの努力家です。
- 実際より重い靴に履き替える
- 実際より楽曲のスピードを上げる
- 実際より大きく振り入れる
大野智の本気のダンスが美しいと評価されるわけ
大野智はジャニーズJr.時代からダンスの逸材
大野智くんのジャニーズ事務所への入所は1994年10月16日(当時14歳)。
母親がオーデイションに応募したことがきっかけです。
歌とダンスの実力はジャニーズJr.の中でも秀でていて練習もストイックだったそうです。
ダンスの逸材として1997年から2年間ほど京都に滞在し、舞台『KYO TO KYO』に出演することになりました。この時にトップダンサーのHIDEBOHさんと共演しています。
公演期間中にジャニーズ事務所の退所を打診していたそうですが、舞台公演が終了した1999年に改めて退所を申し出たとか。
京都での2年間の修行中にプロのダンサー(ダンスグループ?)からスカウトもあったそうです。
すると、故・ジャニー喜多川さんは温存していた大野智くんを嵐のメンバーにしたそうです。
元々、大野智くんの歌とダンスの実力を高く評価していて、ジャニーズJr.の皆には大野智くんの後ろで躍りお手本にするよう指導していたとか。
当時のジャニーズJr.はタッキーこと滝沢秀明くんを始めそうそうたるメンバーがいましたね。
大野智くんのソロ曲『Bad boy』が凄い
大野智くんのソロ曲『Bad boy』、もちろん振り付けは大野智くん自ら作ったもの。
これまで数十曲ものダンスの振り付けを作ってきたそうですが、2004年から嵐の振り付けを大野智くんが担当するようになったそうです。
2016年10月に発売された嵐の15枚目のアルバム『Are You Happy?』に収録されている『Bad boy』のライブDVDで大野智くんの本気のダンスを見ることができます。
この曲はHARAJUKU KIDZの作詞・作曲・編曲、EDMでラップもありのダンスナンバー。
こちらはTwitterにあげられたメイキング映像です。
「Bad boy」
もちろんコンサートの凄いとしか言いようがないダンスも感動したけど、メイキングでの汗流しながら必死に振り付け考えてる大野智を見て更に惚れた。
いつもひょうひょうとしてるけどやっぱりすごい努力家なんだよね🤦♀️#嵐 #大野智 #ベイスト pic.twitter.com/e9sNEKqFKS— こあ。 (@otyan3104) February 23, 2020
実際の『Bad boy』が収録されたライブDVDは『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?』になります。
大野智の本気のダンスソロ【動画】
とにかく普段の大野智くんとは別人のようです。
本気のダンスソロ動画を4本
「Bad boy」の凄さ、ステージ全体を支配して視聴者を虜にする伸びやかな歌声とキレキレのダンス、コミカルなパントマイムとスクリーンいっぱいの映像。DLしてくれた人たちに動画込みでぜひ見て欲しい#Badboy #大野智 #大野智ソロ曲 pic.twitter.com/Uo69t2HHSG
— kaoru☆、。・:*:・゚`★ (@Monstrum26) March 5, 2020
大野智、嵐の時は本気のダンスは封印
嵐としてバラエティー番組に出演している時の大野智くんは”嵐のリーダー”というのが冗談のようになってしまうゆるキャラです。
おそらく嵐のファン以外は人はそのイメージが強くて、本気の大野智くんを想像すらできないでしょう。
しかも、嵐としての大野智くんは他のメンバーとさほど変わらない(手加減)ダンスをしていますので、、なかなか気づかれません。
かなり以前の話ですが、2011年10月放送の『嵐にしやがれ』に俳優の北村一輝さんが出演し、ライブDVDを見た感想から、
嵐5人に対して「もちろ皆んな凄いダンスも上手いなぁと思って、一人ずつを見た時、、」
大野智くんに向かって「(嵐5人のダンスの時は)手を抜いてるよね?」と尋ねていました。
北村一輝さんは大の嵐ファンなのです。
大野智くんは「バランスを見てる」と、、
直ぐに櫻井翔くんが「動きのキレが(大野くん1人だけ)よすぎちゃう?」とフォロー。
そして大野智くんは「5人で嵐ですから」と、、
抜きん出てダンスが上手かった大野智くんは意識的に1人だけ目立たないように嵐としてダンスを合わせるようにしていたそうです。
大野智くんのこの控え目さの徹底ぶりから世間のイメージにダンスはないのでしょう。
大野智、嵐のダンス振付師としての顔
大野智の嵐のダンス振付師の始まり
2004年から嵐の振り付けを大野智くんが担当することも出てきましたが、本格的には2006年のツアー『嵐 SUMMER TOUR 2006 “ARASHIC ARACHIC ARASICK Cool&Soul”』から。
当時、嵐の4人のメンバーから強制的に要望されて大野智くんがダンスの振り付けの作成と振り入れを全部やることになったそうです。
その当時のことを櫻井翔くんが「(大野智くんは)汗だくになって一日中踊っていて、本当にリーダーっぽかった。振り付けの仕事って大変だなって見ていて思った。」と語っています。
大野智の嵐のダンス振り付けの特徴
嵐4人のメンバーからは、大野智のダンスの振り付けにはアーティスティックなものがあるのだとか。
そして、ダンスの振り入れは大野智くん流の独特なやり方。
プロの振付師の振り入れとは違った感性にうったえる形で、位置とフォーメーションを説明したらその後は直ぐに実演していくそうです。
これは嵐だからできるやり方だそうです。
大野智くんの作る嵐のダンス振り付けは、ポップでファンから可愛く見られて愛されるダンス。
あえて本気のダンスで見せる繊細さなどは封印です。
なので、大野智くんの本気のダンスを知る人からすれば、嵐のダンスで脱力している大野智くんの控え目な姿がはがゆいのかもしれません。