SnowManの「姫」「阿部ちゃん先生」こと阿部亮平くん。
ジャニーズトップクラスの頭脳で気象予報士の資格まで持つ超エリート。
阿部亮平くんの学歴について、中学・駒場高校時代、上智大学・大学院時代、気象予報士合格へのエピソードなど、まとめてみました。
阿部亮平の学歴(中学・高校)
阿部亮平の高松中学時代
阿部亮平くんが通った中学校は東京の港区高輪1丁目の「高松宮邸」敷地内に建てられている公立の高松中学校。
最寄駅は都営三田線の白金高輪駅。
校旗も高松宮宜仁親王がデザインしたものだそうです。
港区の学区内(白金小学校と高輪台小学校)からの生徒の他に越境通学者も多いそうです。
阿部亮平くんの出身地は千葉県ですが、小学5年生の時に東京の港区へ家族で引っ越しています。
小学校は白金小学校か高輪台小学校のどちらかなのでしょう。
10歳でジャニーズへの入所している阿部亮平くん。
小学校時代からダンスの英才教育(クラシックバレエやジャズダンス)、スポーツもテニスやサッカー、頭脳明晰で算数は特に好きだったそうです。
人見知りだったことから母親が小学5年生の時に公開オーディションに応募して、これがジャニーズ入所のきっかけになったのだとか。
同期にはHeySayJUNPの山田涼介くんがいます。
そのタイミングで千葉県から東京の港区の小学校に転校してきたようです。
加藤清正が朝鮮から持ち帰ったという石塔や赤穂浪士と大石良雄の切腹に関わる池や井戸枠、天然記念物の椎木など史跡が校内地にあるという由緒ある中学校です。
高松中学校でも成績優秀で中学2年生で既に英検準2級に合格していたそうです。
凄いレベルですね。
しかも模範的な生徒だったとか。
小学6年生で「SUMMARY2005」出演するなどジャニーズJr.での活動が本格的に始まり、
中学3年生でSnowMan(当時はMis SnowMan)のメンバーとして招集されています。
SnowManの活動がスタートする中で高校受験となったわけです。
■ 学業との両立を目指したきっかけ
ジャニーズのレッスンはとにかく大変だったそうで、先輩メンバーの公演の本番3日前に呼び出され、10曲以上の振り付けを覚えなければいけなかったこともあったそうです。
そんな日々を過ごすうちに、自分には取りえが少ないと感じるようになったのだとか。
歌もダンスも芝居もみんな当たり前のようにできて、『SnowMan』のほかのメンバーはアクロバットもできる。
自分はそのなかで、秀でたものが何もないんです。
そこから、自分の武器になるものは何か考えてそれが勉強。
小学生のころから「答えが一つに決まる」算数やパズルが大好きで、将来の夢は「踊れる算数の先生」だったこともあるそうです。
『勉強キャラ』をつけようと思ったんです。
そうすると、大学には行かないとな、と。
参考:AERAムック
阿部亮平の駒場高校時代
ジャニーズJr. Mis SnowMan(SnowManの前身)のメンバーとなった阿部亮平くんが進学した高校が東京都立駒場高等学校。
東京大学の駒場キャンパス近くに立地する偏差値68の都立の名門です。
最寄駅は井の頭線の駒場東大前。
こちらも由緒ある学校で、敷地内には「仰光寮」という香淳皇后が皇太子の裕仁親王(後の昭和天皇)のお妃教育のために建てられた「お花御殿」が現存します。
高校時代も学業にも励んでいましたが、2011年、高校3年の夏からはジャニーズJr. Mis SnowManの活動を一時休止し、大学受験に専念したそうです。
阿部亮平くんの一時活動休止をめぐってはMis SnowManのメンバーの宮舘涼太くんと一悶着あったのだとか。
(その後に和解して理解し合える仲になったそうです。)
高校時代に部活動などの情報はありませんでした。
しかし、1日12時間の猛勉強で上智大学理工学部への進学を果たしました。
偏差値73の難関大学、しかも現役合格です。
ちなみに、駒場高等学校の上智大学の現役合格者数は平成31年度公表で16名でした。
■学業との両立は「いましかできない」
高校3年の時に先輩グループのドームツアーに同行して「大勢の観客に見られる快感を知った」のですが、大学進学への決意は揺らがなかったそうです。
ツアー直後、メンバーに半年間の受験勉強(一時活動休止)を反対を覚悟の上で告げています。
欲張りかもしれないけど、どっちもやりたい、と思っちゃって。
こんなむちゃなことは『いましかできない』と思ったので、それからは両立する道をひたすら選んでいくようになりました。
参考:AERAムック
阿部亮平の学歴(大学・大学院)
阿部亮平の上智大学時代
2012年4月に晴れて上智大学 理工学部 情報理工学科に入学しました。
上智大学は日本初のカトリック教会系の大学ですが、カトリッとは無縁な学生も多く、国際色豊かで語学教育を重視している難関大学です。
キャンパスは東京の千代田区紀尾井町7丁目、JRの四ツ谷駅前に立地しています。
偏差値73レベルの大学で単位取得も容易ではない理工学部、入学後も勉強の手は抜けなかったでしょう。
その中でも、阿部亮平くんは気象予報士の試験勉強も大学2年から始めています。
気象予報士の試験に5回チャレンジして、2015年の大学4年の時に見事合格。
気象予報士は合格率4%という難関な資格で、阿部亮平くんが合格した時は受験者数3,153人に対して合格者数125人。
しかも、試験直前には舞台「滝沢歌舞伎」のシンガポール公演に出演しています。
ちなみに、この試験には阿部亮平くんと一緒にジャニーズJr.の岸本慎太郎くんも挑戦し合格しています。
ジャニーズから2人の気象予報士が誕生したわけです。
ちなみに、SnowManの舞台がある会場ロビーには「あべちゃんの天気予報」が貼り出されています。
そして2016年3月に上智大学を無事に卒業。
これで芸能活動に専念するのかと思いきや、阿部亮平くんは引き続き学問との両立を希望して大学院へ進学します。
これには周囲の反対もかなりあったようですね。
阿部亮平の上智大学院時代
2016年4月、阿部亮平くんは周囲の反対を押し切りジャニーズ初の大学院生となったわけです。
そして、2年間の上智大学大学院 理工学研究科を修士課程を2018年3月に修了。
阿部亮平、芸能活動と大学・大学院との両立
大学院を修了後、2018年8月のAERAムック「就職力で選ぶ大学2019」のインタビューで阿部亮平くんがこれまでのことを語っていました。
■ 阿部亮平の学業との両立で得たこと
学業のためジャニーズJr.の練習を休んでスタッフに嫌な顔をされたり、ファンから芸能活動を「アルバイト感覚」といわれたこともあったそうです。
一方、大学の教員からも「大学一本で行ったほうが将来の役に立つ」とアドバイスも受けていたようです。
大学、大学院の6年間が阿部亮平という存在をつくってくれたと思っています。
大学に進学した後も「いましかできない」「自分にしかできない」道を探し続けたということからチャレンジした気象予報士。
学業の負担もさらに増して、事務所のマネジャーと話し合いの途中に号泣するほど阿部亮平くんは悩んだそうです。
しかし、学業との両立の歩みを止めることはなかった。
上智大学院修了の日に大学進学当時に反対したメンバーから「大学院修了おめでとう」のメールのメッセージがあり「死ぬほどうれしかったですね」とのこと。
人と違うことを一つ決めてやり続ければモチベーションにつながり、最終的にはめざす場所にたどり着けるんです。
参考:AERAムック